約 496,428 件
https://w.atwiki.jp/sysd/pages/5753.html
日本梱包運搬社 【商号履歴】 株式会社日本梱包運搬社(1953年8月27日~1965年5月25日株式会社日本梱包運搬社に合併) 【株式上場履歴】 <店頭>1961年 月 日~1965年 月 日(株式会社日本梱包運搬社に合併) 【沿革】 当社は、昭和28年8月27日、株式会社日本梱包運搬社として創業し、昭和40年5月25日、株式の額面変更を目的として、昭和25年12月7日設立の東洋化成工業株式会社(昭和37年2月より事業活動を休止、昭和38年4月に株式会社日本梱包運搬社に商号変更)に吸収合併され、昭和43年10月1日、商号を現在の日本梱包運輸倉庫株式会社と変更し今日に至ったものであります。 昭和28年8月27日、陸上小運送及び運送取扱業、貨物自動車運送業、鉄道発着貨物取扱業、貨物荷造梱包作業請負、梱包資材販売及び損害保険代理業を目的とし、東京都中央区築地1丁目3番地に本社を設置し創業。 昭和28年 本社を東京都中央区入舟町2丁目4番地に移転。一般小型自動車運送事業の免許を受け、運送を開始。 昭和30年 東京都中央区明石町8番地(現在は新住居表示により中央区明石町6番17号)に本社を移転。 昭和31年 二段積載車両を開発、社旗・社章を制定。 昭和34年 愛知県名古屋市、熱田急配株式会社(連結子会社)及び三重県四日市市、豊田貨物自動車運送株式会社(連結子会社)を買収。 昭和35年 愛知県名古屋市、熱田急配株式会社を株式会社名古屋梱包運搬社、三重県四日市市、豊田貨物自動車運送株式会社を株式会社日本陸送と商号変更。 昭和36年 株式を東京店頭登録し公開。 昭和39年 倉庫営業(三芳営業所)の許可を受ける。 昭和40年 同名の株式会社日本梱包運搬社に吸収合併。
https://w.atwiki.jp/negiijime2/pages/49.html
考えない、という罪 「よーし、じゃあここはパーッと、『亜子を元気づける会』でも開こーよ!」 亜子の一件が伝えられた、その日の休み時間―― 授業が終った途端に大声を上げたのは、裕奈だった。 そのあまりに能天気な叫び声に、クラスが一瞬静まり返った後、ザワついた。 「ちょっと、ゆーな。流石にそれは……」 「元気づけてはあげたいけど、今は『パーッと騒ぐ』ような状況じゃないよね……」 「ノリだけで物を言うのはやめるです。もっと考えて発言しないと」 いくら普段は能天気な3-Aの面々でも、流石に騒いで良い時・悪い時くらいは分かっている。 呆れるような、責めるような周囲の声に、裕奈は拳を振り上げた姿勢のまま、固まってしまう。 「え? あ、そうか、えーっと……」 「クラスで何かしよう、というアイデアには賛成ですわ、明石さん」 そんな裕奈に助け船を出したのは、クラス委員長である雪広あやかだった。 いささか演技じみた哀しみの表情を浮かべ、クラスの全員に向けて提案をする。 「和泉さんが元気を取り戻されたその時には、是非盛大に退院記念パーティを開きましょう。 けれども、今の和泉さんはまだ入院中。病院に全員で押しかけても迷惑でしょうし…… 数人ずつ、時間をズラしてお見舞いに行くというのはいかがでしょう?」 「そうね。あとは、クラスのみんなで千羽鶴を折るというのはどうかしら」 「お見舞いといったらお花ですー!」 「お見舞いといったらフルーツ盛り合わせー!」 「みんなで色紙に寄せ書きでもしようよ。ホラ私、ちょうど似顔絵書くために持ってるからさ♪」 あやかの提案に応え、千鶴が、鳴滝姉妹が、ハルナが、それぞれお見舞いのプランを口にする。 とりあえずの行動方針が出来たことで、一気に騒がしくなる教室内。 そんな中――完全に空振りした格好の裕奈は、振り上げたままだった拳を、ゆっくりと下ろして。 静かに、下唇を噛んだ。 ……友人の不幸を、ワイワイ騒ぐ口実にしようとしたわけではない。 とにかく明るく振舞えばそれで良いのだ、と思っているわけでもない。 ただ、知らないだけだ。 明石裕奈は、他のやり方を知らないだけだ。 知らないから、思わずいつも、悪ノリして暴走してしまう。 こういう、明るいだけではどうしようもないようなとき、彼女は、無力だった。 状況を弁えない悪ノリ。誰かに止めてもらうまで、どこまでも暴走する自分。 そして明石裕奈は、本当はそんな自分が少しだけ、ほんの少しだけ、嫌いだったが…… でもその感情をどうすれば良いのか、彼女には分からなかった。それでもなお笑う他、何もできなかった。 暗い話、シリアスな話は、苦手だった。だからいつも、それ以上は考えるのを止めていた。 ……放課後。 バスケ部の練習を終えた裕奈は、夕陽に染まる亜子の病室を訪れていた。 ベッドの上には安らかな寝息を立てる、包帯でグルグル巻きの少女。その髪の色で辛うじて亜子だと分かる。 なんでも先程、また自分の傷を見て半狂乱になったので、今は鎮静剤を打って眠らせているのだとか……。 「亜子……」 裕奈が呼びかけても、彼女は応えない。 今は包帯の下に隠れ、傷痕は見えない。けれど全身に巻かれた包帯が、傷の数と大きさを物語っている。 裕奈は思い出す。亜子の背中の傷痕と、それに対する彼女のコンプレックス。 この傷をつけたという「変質者」は、そのことを知っていたのだろうか? 知らなかったのだろうか? どっちにしても……残酷な話だ。裕奈は眠り続ける亜子の顔を見ていられなくなり、視線を逸らす。 「……みんな、もう来てたんだ」 ベッドの傍には、花やらフルーツの盛り合わせやら、千羽鶴などといったプレゼントの数々。 たまたま部活の無かった級友たちが、裕奈よりも早く見舞いに来ていたのだろう。 プレゼントの中には、図書館組が持ってきたらしい本の山やら、正体不明のぬいぐるみやら。 亜子をモデルにした巨大な胸像は、間違いなくいいんちょが用意した品だ。 貰っても逆に困るだろう、というモノが少なからず含まれていて、裕奈は思わずクスッと笑ってしまった。 「あれ……? あの人形って……エヴァさまの?」 プレゼントの山を眺めていた裕奈は、ふと、気がついた。 今まで存在にすら気がつかなかった自分にちょっと驚き、声に出してみてから自分の発言にも驚く。 「……あれ? 「さま」? なんでエヴァちゃんのこと、様づけで……??」 思わずこめかみに指を当て、記憶を探る裕奈。しかし考えても分かるはずもない。 封印された記憶の欠片を振り払い、彼女は再びその「人形」に目をやる。 球体関節が剥き出しの、操り人形。デフォルメの利いた3頭身ほどの体格。 見開かれた目と四角く開いた口はが作る表情からは、どこか不気味な、不穏な印象を受ける。 ゴスロリ風の、黒く可愛らしい服。背中に生えた黒い翼。頭にはメイドのような髪飾り。 間違いない。茶々丸やエヴァンジェリンが時折頭に載せていた、あの着せ替え人形だ。 これも、病床の亜子へのお見舞いの品なのだろうか? 「うーん、価値あるモノなんだろうけど……怪我人へのプレゼントとしちゃ、悪趣味だねー」 裕奈は苦笑する。 エヴァか、それともその代理としての茶々丸か。どちらだとしても、確かに意図が分からない。 裕奈は悪戯っぽい笑みを浮かべると、その「悪趣味な」人形の額を軽く小突いた。 「……じゃ、また来るからね、亜子!」 いつしか外は暗くなり、そろそろ寮に戻らないといけない時間。 眠り続ける友人に、裕奈は別れを告げて病室を出て行こうとする。 病室の出口で、一瞬だけ振り返った裕奈は……「それ」と目が合い、凍りついた。 ――さっき小突いた時は、出口の方を向いてはいなかったはず。自分も動かした覚えはない。 なのに、何故……? 人形が勝手に動いた?! まさか、そんなはずは。 黒い服着た人形の、ガラス玉のような眼球が、振り返った裕奈としっかり目を合わせて……!! 2nd TARGET → 出席番号02番 明石裕奈 次へゆーな編―第二話―
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/6017.html
8: 194 :2020/01/19(日) 22 05 35 HOST ai126198038040.60.access-internet.ne.jp 銀河連合日本×神崎島支援?ネタ番外編 ~絶対に笑ってはいけない鎮守府24時~ その二 をご覧ください(手抜き) 銀河連合日本×神崎島支援?ネタ番外編Ⅲ ~絶対に笑ってはいけない神崎市警察署24時~ 製作舞台裏その1 ※本編中に銀連キャラは出てきません。辛うじて、本編後に極稀に書かれるおまけのみに出る程度です 青葉「どうも皆さんこんにちは!青葉です。出演者の皆様にスポットを当てた製作舞台裏も、無事に第三回目を迎える事が出来ました!」 青葉「はてさて今年は、どんな話が飛び出して来る事やら。それでは早速、行ってみましょう!!」 青葉「記念すべき第三回、そのトップを飾るのはこの三人。ガンビア・ベイさん、サミュエル・B・ロバーツさん、タシュケントさんでーす!!」 ガンビー「イ、It s a pleasure to meet you.宜しくです・・・」 サム「ガンビー、そんなに緊張しないで。あ、視聴者及び読者の皆さん。初めまして。宜しくお願いします」 タシュ「Здравствуйте。日本の同志の皆さん、よろしくね!」 青葉「それでは、早速行ってみましょう!」 Q1 出演を決めた動機は何ですか? ガンビー「えーと・・・私は、アイオワに勧められたのと『ビビりがちな自分を少しでも変えたい』っていう思いが有って・・・」 青葉「そのきっかけになればと?」 ガンビー「Yes・・・」 サム「私はガンビーの付き添いで。万一迷子になって、収録現場に遅れてしまったらいけないし」 ガンビー「も、もうー!大事な時の場合は、迷子になったりしないから!・・・・・多分」 青葉「タシュケントさんは?」 タシュ「あたしはГангутから『なかなか面白いから、参加した方が良いぞ』って推薦を受けて。まぁこういう機会もなかなか無いし、面白そうだったからかな」 青葉「成程。変わるきっかけに付き添い。同僚からの推薦と多種多様な動機ですね。では、次の質問です」 9: 194 :2020/01/19(日) 22 06 05 HOST ai126198038040.60.access-internet.ne.jp Q2 実際に収録に参加して、感じた事や苦労話等を ガンビー「私の場合は担当ネタが決まってからの話ですけど、開口一番「いつも通りビクビクした状態でお願いします」って言われたのが・・・」 青葉「そういうのを変えたくて、参加しているのですけどねぇ・・・(苦笑)」 ガンビー「『ああ、やっぱりそういうイメージがどうしても先に立つんだなぁ・・・』って感じて、少しばかり凹みましたね」 青葉「とはいえ、こと担当したネタだけで言えば、ガンビーさん以外に適任者ってなかなか居ないですからねぇ」 ガンビー「そうなんですけど・・・。私的には、やはり複雑だったかなぁと」 青葉「まぁその辺りに関しては、次参加した時に頑張りましょう。ではサムさんは?」 サム「普段尊敬している戦艦の皆さんに向かって『轟沈した方がいい』って言い放つのは、演技とはいえ流石にちょっと怖かったね(汗)」 青葉「メンバーがメンバーですからねぇ(汗)」 サム「個人的には、あのシーンが一番緊張したかな。まぁでも、楽しかったのも確かだね」 青葉「そうでしたか。タシュさんは?」 タシュ「アタシとしては、今回みたいに毒を吐くなんて事はまず無いからね。なかなか貴重な体験だったよ」 青葉「確かに、そういう事言う娘では無いですしね」 タシュ「спасибо。ただ強いて言えば、『キス魔のレズ』っていう設定だけはどうかなとは思ったけど」 青葉「そこは元ネタ的に仕様が無いですけどね(苦笑)。では、最後の質問です」 Q3 今回のメンバー達の身内ネタで、『一番アカン』と思った物は? ガンビー「・・・一番を挙げる前に、二番を挙げて良いですか?」 青葉「二番ですか?まぁ、いいですけど」 ガンビー「二番目は・・・、扶桑さんかな」 青葉「ほう」 ガンビー「例え儲けを考えて無くても、提督達の許可無しでグッズ販売は・・・」 青葉「ああ確かに。結局バレて怒られてますしね」 ガンビー「しかも後日聞いた所、結構売れ残っているとか・・・」 青葉「自業自得とはいえ、踏んだり蹴ったりですねぇ。あの二人も。続いて、サムさんは?」 サム「私も最初は二番目を。私は、金剛さんかな」 青葉「パワースポットでのエピソードですか」 サム「うん。何をどうしたら、屋外でスマホを置き忘れるかなって。しかも、泣きながら取りに戻ったていう所がねぇ・・・」 青葉「あの人も、私生活では結構ドジ踏んだりしてますしねぇ(汗)。タシュさんは?」 タシュ「アタシも二番目を。同志大和のエピソードかな」 青葉「例の水着ですか」 タシュ「最初に聞いた時は、『姉妹揃って何をやってんのだか』って思ったし(汗)」 青葉「全くですね。で、皆さん的に一番は?」 三人「「「(同志)長門(さん)ですね」」」 青葉「デスヨネー・・・w」 ガンビー「聞いた瞬間、「あ、コレは完全にアウトな奴だ」って思いましたし」 サム「私は身の危険を感じちゃったし(汗)」 タシュ「同じく。何で同志長門はああなってしまったのか・・・」 青葉「まぁ本人の性癖って、他人がどうこう出来る物では無いですけどねぇ。何とかして欲しい所です。ではお三方、忙しい所を有難う御座いました!!」 10: 194 :2020/01/19(日) 22 06 35 HOST ai126198038040.60.access-internet.ne.jp 青葉「続いてのインタビューは、鈴谷さん・熊野さん・時雨さんでーす!」 鈴谷「鈴谷だよ!よろしくね、皆!」 熊野「お久し振りです、熊野です。宜しくお願いしますわ」 時雨「時雨だよ。皆、宜しくね」 Q1 出演のきっかけをお教え下さい 鈴谷「私と熊野は番組側からお誘いを受けたんだよ」 青葉「姉妹揃ってですか」 熊野「ええ。私も鈴谷も既に一回出演してるとはいえ、わざわざ指名してくるって事は、『重要な役でもするのかしら?』って当初は思っていたのですけど・・・」 青葉「いざ蓋を開けてみたら、『売れないお笑いコンビ』役だったと?」 鈴谷「うん。『それ鈴谷達じゃなくても良くね?』とは思ったよ。だけど、受け持つ以上はきちんとやらないとと思って、頑張った訳よ」 青葉「いやはや、本当にお疲れ様です。時雨ちゃんは?」 時雨「僕は前々から番組出演に興味が有ったんだけど、残念ながらなかなか縁が無くてね」 青葉「成程。今回無事出演出来て、良かったですねぇ」 時雨「うん。いい思い出になったよ・・・色んな意味で」 青葉「アッハイ。で、では次の質問に移りましょう」 11: 194 :2020/01/19(日) 22 07 05 HOST ai126198038040.60.access-internet.ne.jp Q2 担当したネタに関して 青葉「ではまずは、鈴谷さんと熊野さんから。今回『売れないお笑いコンビ』役を演じた訳ですが、気を付けた事とかは有りますか?」 鈴谷「まぁ気を付けたというか・・・基本のネタがパクリとはいえ、相応に上手くないとパクリ以前の出来になってしまうからねー。二人で元ネタの研究とか、頑張った訳よ」 青葉「ほう」 熊野「具体的には元ネタの人達の動画とかを見て、動きや仕草とかをつぶさに研究して練習してましたわ。やる以上は、クオリティの高いのをお送りしたいですし」 青葉「裏で色々努力してたんですねぇ」 鈴谷「ふっふーん、凄いでしょ?まぁパクリだから当然とはいえ、ウケは今一つだったけどね」 青葉「まぁそこは仕様が無いですよ」 熊野「私の場合は、二つ体得しないといけないから、結構大変でしたわ」 青葉「しかもピンでしたしね」 熊野「と言いますか、戦闘中の掛け声ネタ※だけは少しウケてたのが何とも言えませんでしたわ」※『とぉぉ↑おう↓!!・・・・・ちょっと言ってみたかっただけとです』 青葉「あそこだけは、全員笑ってましたしね」 熊野「まさかこっちの世界で、私の掛け声がネタにされてるなんて、そもそも思っても見なかったですし」 青葉「まぁネタにすらならないよりかはマシかなとも思いますけどね。では、時雨ちゃんは?」 時雨「僕は、リハーサル時の最初の登場のセリフで演出さんから随分ダメ出しを喰らってしまって・・・」 青葉「・・・えーと、『まったく・・・。君達には失望したよ・・・』※(声真似)でしたっけ?」 時雨「うん。演出さん曰く『もっとこう、部屋に捨てられた生ゴミや養豚場の豚を見る気持ちで!!』って。こんな感じで↓」 TAKE1 時雨「まったく・・・。君達には失望したよ・・・」※ゲームでの口調そのままで 演出「駄目駄目駄目!!もっとこう、部屋に捨てられた生ゴミや養豚場の豚を見る気持ちで!!」 TAKE2 時雨「まったく・・・。君達には失望」 演出「もっと!!」 TAKE3 時雨「まったく・・・。君達には」 演出「もっと!!」 TAKE4 時雨「まったく・・・。君達」 演出「もっとぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」 青葉「うわぁ・・・」※ドン引き 時雨「鈴谷さん達やエキストラの妖精さん達もドン引きしてたからね。更に、放送当日にネットの某所の掲示板を覗いたんだけど・・・・・」 青葉「・・・なんて書かれてたんですか?」 時雨「皆口々に『ブヒィィィィィ』とか『有難う御座います!!!!』とか『我々の業界ではご褒美です』とかって。『一体どういう目で僕を見てるの?』って頭を抱えたね・・・(汗)」 青葉「日本のオタク界隈の住人達の業は、とてつもなく深いですからねぇ(滝汗)。では、最後の質問を」 12: 194 :2020/01/19(日) 22 07 35 HOST ai126198038040.60.access-internet.ne.jp Q3 変顔について 青葉「それぞれ凄い変顔でメンバーの皆さんを爆笑させてましたが、やってみての感想は?」 鈴谷「いやー、本当に恥ずかしかったよ。ああいうのって、鈴谷のキャラじゃないし」 熊野「そうですわね。もしアレでウケて無かったら、恥ずかしすぎて立ち直れなくなる所でしたわ」 青葉「まぁあの変顔を耐えるのって極めて難しいですけどね。しかも時雨ちゃんは、二種類もやってたし」 時雨「周りの姉妹の皆もお腹抱えて爆笑してたし、恥ずかしさを堪えて頑張ったかいは有ったかな」 青葉「そこは良かったですねぇ」 時雨「まぁ暫くの間、他の姉妹の皆にたびたびネタにされたのだけは参ったけどね」 青葉「そこは仕方無いですね。いずれにせよ、恥ずかしさを良く堪えて見事頑張った訳ですから、その事は誇っていいと思いますよ?有難う御座いました!!」 13: 194 :2020/01/19(日) 22 08 05 HOST ai126198038040.60.access-internet.ne.jp 青葉「さて、本日最後となるのはこのお二人。高橋是清の妖精さんと明石さんでーす!!」 高橋「日本の皆さん、初めまして。もしくはお久し振りです。高橋是清です」 明石「よろしく。今年もこの季節が来ましたね」 Q1 出演のきっかけを 高橋「元々財務を預かる身として、こちらの世界に来る前から激務だった訳ですが、こちらに来てからは日本国の財政再建も担当する事となりまして」 青葉「本当に激務ですよねぇ。しかし、そんな身でありながら何故出演を?」 高橋「そりゃ君、毎日毎日数字とにらめっこしたり足引っ張る連中との舌戦ばかりでは疲れるからね。言わば一種の気分転換だよ」 青葉「そ、そうですか・・・(汗)。ご苦労様です」 明石「私は、今回の逆ドッキリの指揮と、今回から始まった『体を張った対決』に使用する器具を製作して欲しいって要請が有りましたので」 青葉「明石さんも大変ですねぇ・・・。では、次の質問です」 Q2 収録時に大変だった事とかを 高橋「まぁ私は座っている場面が多いし、精々が扶桑君に顔を近づける位だったからねぇ。寧ろ明石君の方が大変だったと思うよ?」 青葉「確かに。で、その辺りはどうでしたか?明石さん」 明石「ドッキリの方は看板を見せてネタバレする位でしたから、そんなには。大変だったのはあのマシーンの製作ですかね」 青葉「神式スーパーチ〇コマシーンですか」 明石「ええ。使う技術とかには制限が無いとはいえ、どれだけの破壊力を引き出せるか。その威力の向上に苦労しましたね」 青葉「まぁ基本的な作りは弄れないですからねぇ。でも、結果的にはかなりのモンスターマシンになりましたね」 明石「私も自信をもって送り出したけど・・・放送でティ連のマシンを見て思いっ切り敗北を味わう羽目になったわね。もっと精進しないと」 青葉「その心掛けはいいですが、どうか力を向ける方向だけは間違わないようにして下さいね。では、最後の質問を」 Q3 ビンタ喰らった大淀について 青葉「まさかの全力ビンタを喰らう羽目になった大淀さんですが、正直どう感じましたか?」 高橋「いやはや、流石に引いたね。両方に」 青葉「両方に、ですか」 高橋「嘘ついてまで見苦しく振舞う大淀君もだが、そんな彼女に『天誅』と称して全力ビンタする霧島君も大概だったよ」 青葉「デスヨネー・・・。明石さんは?」 明石「まぁああも見苦しく振舞って全力ビンタを喰らうとは思ってなかったですね。・・・まぁ完全に自業自得だけど」 青葉「『ここではビンタをしない』と明言した扶桑さんを、道連れにしようとしてましたしね」 明石「こういうのも何だけど、もう少し普段のふるまいを正してくれたらなぁとは思いますね」 青葉「いずれにせよ、衝撃的だったのは確かですからね。少しは反省してくれるといいのですが・・・。まぁともかくお二人共、有難う御座いました!!」 青葉「ここでお時間となってしまいました。第三回製作舞台裏その1、如何だったでしょうか?出演した艦娘の皆さんの生の声を今後もお送り出来る様、 我々も努力を重ねて行きますので、どうか生暖かい目で見守って頂けると幸いです。では、次回その2でお会いしましょう!!」 続く 14: 194 :2020/01/19(日) 22 08 35 HOST ai126198038040.60.access-internet.ne.jp 続いて、ネタの解説&没ネタ 某ト○メの接吻ネタ このネタの製作のきっかけですが、前回の神崎島女学校の感想にて「ボイスレコーダーに恥ずかしいセリフを入れられるんじゃあ・・・」と有ったのを見て、 『成程、そういうネタとかもアリか』と思い、ではどんなセリフになるかと考えた結果、本編で描かれた危なすぎる寝言と相成りましたw 他のメンバーのネタも、このネタをやると決まった時に作成。最初を飾るネタとしてはまずまずの出来になったかなと。 あ、ながもんネタと大和の水着・それとポンコツな金剛に関しては、既に新しいネタも思い付きつつあるので、お楽しみに。 ダブルチーズケーキ&変顔ネタ ダブルチーズケーキネタも鉄板でしたので採用する事にしたのですが、誰にやらせるか・そしてコンビ名はどうするかで少々悩む事に。そんな折に、このネタを見て↓ ttps //www.pixiv.net/artworks/74830467 「これだ!」とばかりに採用。コンビ名も神戸牛ステーキに無事決定。うん、二次創作は偉大だ(ヲイ) 三人の変顔は・・・・・以前も書いた通り、皆様のご想像にお任せします(無責任でスイマセンorz) 逆ドッキリビンタネタ これも前回の神崎島女学校での感想に「大淀にもビンタオナシャス」と有ったのを見て、せっかく続編を書く事だし一つ書いてみるかという事で製作する事に。 展開の方は、本家のホテルマンの田中と科学博士の方正の言動行動をベースに、両方を混ぜ合わせた展開に。結果、見事にボロ雑巾となりました。 しかしながら、この後のながもんへのビンタもそうですが、扶桑以外へのビンタってあんまり需要が無いのでしょうか?ウケの方が今一つに感じたので。 その辺り、お教えいただければ助かります(汗)。といっても、次回書ければ書く物に関しては再び扶桑以外がターゲットとなってますが(汗) 没ネタ 続・犬神家ネタ バスネタの一環として、科学博士でやってた犬神家ネタも初期プロットで(一族勢ぞろいで)描こうかなと思っていたのですが・・・。結局本家との違いが殆ど出せないのと 面白く描写できる自信が無かったので、止む無く没に。 しかしながら、一族勢ぞろいでネタをやるという発想は、形を変えてお葬式ネタで採用される事に。無駄にならなくてよかった(苦笑) 15: 194 :2020/01/19(日) 22 09 05 HOST ai126198038040.60.access-internet.ne.jp 以上です。年が明けて半分以上経つというのに、投稿が遅れてしまい本当に申し訳有りませんでした。なかなかモチベーションが上がらなかったので(汗) その分、今回はいつもより若干長めな内容となりました。少しでも楽しんでいただけたら幸いです。 今後もスローペースでは有りますが、少しづつ書いてお送りしていこうと思います。また、舞台裏とは別に次回のテーマと舞台も一応仮ですけど決まりましたので、 お送り出来る目途が立ったら、書いていきたいなと思っています。それでは、また次回でお会いしましょう。 wiki掲載は、自由です。 31: 194 :2020/01/20(月) 21 36 41 HOST ai126151028044.55.access-internet.ne.jp あ、それと誤字が。 14 誤 ・属・犬神家ネタ ↓ 正 ・続・犬神家ネタ wiki掲載時に訂正お願いしますorz
https://w.atwiki.jp/charibu/pages/24.html
これからのイベント しまなみ海道 シマノ鈴鹿ロード 淡路島リベンジ 天橋立輪行チャレンジ 6月4日終了 讃岐うどんトライアル 鳥取砂丘1泊2日 六甲山アタック 明石競輪場 走行会 淡路島ロングライド150-2012 希望があればガンガン書き込んでね
https://w.atwiki.jp/kansai-shugei/pages/765.html
コーナー手芸店 手芸一般 兵庫県明石市大久保町大窪295 078-936-0687 地図 JR「大久保」駅、マックスバリュ大久保店近く 2008-12-06 サティ店(兵庫県加古川市平岡町新在家615-1 加古川サティ内)は撤退
https://w.atwiki.jp/commusoccerfb/pages/694.html
REDSTAR FC レッドスターFC 所属リーグ:兵庫県社会人サッカーリーグ/神戸1部(9部相当) ホームタウン:兵庫県/明石市 公式サイト 公式YouTube 公式Twitter 公式Instagram 公式Facebook
https://w.atwiki.jp/sentai-soubi/pages/1262.html
「ズバーン!」 【名前】 大剣人ズバーン 【読み方】 だいけんじんずばーん 【声】 堀秀行(ボウケンジャー)関智一(199ヒーロー大決戦) 【スーツアクター】 清家利一 【登場作品】 轟轟戦隊ボウケンジャーゴーカイジャー ゴセイジャー 199ヒーロー大決戦 【分類】 プレシャス 【名前の由来】 千夜一夜物語(アラビアンナイト)の賢人ズバン 【詳細】 レムリアのプレシャス「黄金の聖剣」が変化した黄金の魔人。 自分に選ばれたのではなく、幻獣を倒すのを目的に自分を選んだ明石暁に懐いて、ボウケンジャーの仲間になる。 「ズン」、「バン」、「ズバーン」としか喋れないが感情表現は豊かで、コミカルな動きができる。 ボウケンジャーと共に戦う時もあり、巨大化も可能。 聖剣モードとなり、ボウケンレッドやダイボウケンなどの武器になる。 人間の前向きな想いを力の源とし、邪悪な者の元では十分にパワーを発揮できない。 後にレムリアの支配者階級の血筋にあたる菜月には無条件で従うようになっていると明らかになるも、菜月がそれを良しとしなかったのでどちらかというと友人に近い関係に落ち着いた。 最後の戦いの後、明石とさくらがゴーゴーボイジャーで宇宙探検に向かい、正式に菜月が主になっている。 ボウケンジャーの追加メンバーとしてもカウントされる。 『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』にも別働隊の番外戦士として登場。 『ゴーカイジャー』本編ではレンジャーキーも存在、バスコが入手したものをゴーカイジャーが獲得。 ゴーカイイエローが使用し豪快チェンジした際には普通に言葉を話せるものの、わざわざ「ズンズン」と口にしていた。 豪快チェンジした後に聖剣モードへと変形もできるが、ハカセ曰く「痛い」らしい。
https://w.atwiki.jp/wiki7_ana/pages/135.html
松本麻衣子プロフィール 誕生日 1982年8月17日 星座 しし座 血液型 O型 出身地 兵庫県姫路市 出身大学 学習院大学 入社年 2005年 出演番組 ちちんぷいぷい 痛快!明石家電視台 #blogsearch2
https://w.atwiki.jp/yojouhan/pages/14.html
Q.あれ?映画サークル?テニスサークルはやめたの? Q.おっぱいオーディションてなんだよ羨ましいな Q.香織さんて?高尚な愛の形? 伏線 Q.あれ?映画サークル?テニスサークルはやめたの? A.並行世界。主人公が話数ごとに異なる可能性をたどって結局落ちこぼれる話。 でも原作既読者によれば、どのルートでも最終的には明石さんと結ばれるらしいよ。 Q.おっぱいオーディションてなんだよ羨ましいな A.映画のヒロインオーディションで大抵水着審査があることへの皮肉か? Q.香織さんて?高尚な愛の形? A.ラブドール 伏線 小津が城ヶ崎宅の鍵を持っているのは「信頼をおかれている」から(個人的つながりの示唆) 「私」が作った映画は後のエピソードの暗示。 「大正時代から続く由緒あるいたずら合戦(第4話)」、「三人の女性の間を揺れ動く男 (第6,7,8話)」、「四畳半からの脱出」の3つ。 小津の師匠は城ヶ崎と個人的確執があり、この時点で袴がピンクに染められている(第4話) 城ヶ崎作の「アレクサンダー大王」で、相島がプトレマイオス役をしている。 プトレマイオスはアレクサンダー没後エジプト総督に任命されており、これは城ヶ崎失脚後の相島の立場の暗示。 「私」の部屋にあったカステラが、何者かによって食い散らかされていた。 「私」が最後に作ろうとした新作は「運命に結ばれた2人が、立場、年齢、性別を超えて結ばれる純愛映画」である。 (原作では小津の「平家物語」だった。明石さんとの赤い糸の暗示、あるいは小津との黒い糸の暗示か?) モチグマン(白)は道端で拾った。 「そんなもんいらんわい!」のシーンで、吊られていたモチグマンが川へ落下(?)
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2397.html
第三話 「箸とスプーンとおしゃべり子猫」 「……春だなあ」 「そうですね」 「もう少しでGWも終わりだな~」 「そうですね」 「しかし朝は暇だなあ」 「……そうですね」 「こんなに暇なら明日まで手伝い延長しちゃおうかな~」 「って、なんでですか!」 僕、水野健五は箒を床に叩きつけました。 「なんだよ、別にいーだろ?」 「昨日一日って約束だったじゃないですか!」 僕は正直疲れていました。思ったよりもお店の仕事が辛かったのです。朝から掃き掃除に拭き掃除、お昼は注文を取ったりやらなんやら。 おまけに輝さんがなにかと僕に仕事をやらせたがるのです。そのせいで、昨日までのはずだった手伝いを今日もやるはめに。 「いやあでもさ、なんだかんだ助かってるぜ? うちは人手足りねえし」 「でも……」 「クレアを見てみろ。文句一つ垂れねーで、偉いねえ全く」 「ありがとうございます!」 僕の神姫、クレアも一緒に手伝いをしていました。神姫がいると手の届かないところまできれいにできるそうで、分からないことは輝さんの神姫が教えてくれています。 「いいですか、雑巾はこう、内角を狙ってえぐりこむように……」 クレアに仕事を教えてくれるのは、輝さんの神姫で名前はメリーといいます。普段はお掃除や注文をとるのを担当している神姫で、あんな細くて小さい体のどこにそんな力があるのかと思うくらい、凄く強い神姫です。 「わあ、凄いです! マスター! これも特訓なんですよ! 雑巾のお仕事は肩と腰の筋肉を鍛えるそうです!」 「神姫は機械なんだから筋肉関係ないでしょ。……っていうか、誰に教わったのそれ」 「輝さんとメリーさんですよ! いやぁ~本当に凄い方々です」 「……はあ」 昨日からずっとこんな調子で、僕は夕方まで手伝いをさせられているのでした。 でも悪いことばかりでは無く、分かったこともいくつかあります。 「おっ、おはよう。今日も来てくれたのかい。ありがとうね」 今奥から出てきた人はこのお店のご主人で、明石京介さんといいます。 輝さんはおやっさんと呼んでいますが、そんなに年を取っているようには見えません。 輝さんとはどういう関係なのか聞いてみたら、笑ってごまかされてしまいました。ちなみに輝さんにも聞いてみたら、そんなことはいいからとお皿洗いをやらされました。……なので、未だに謎のままです。 あと、このお店にはもう一人、料理を作る神姫がいるのです。 「あー、人が多いってのは仕事が楽でいいねえ。じゃあ、俺は今のうちにレポートでも仕上げて……」 そう言って立ち上がろうとした輝さんの頭に、後ろからすりこぎが振り下ろされてごつんと音を立てました。 「ぐわっ!」 「アンタ何サボってんのよ!」 今輝さんを殴った赤い神姫は、輝さんのもう一人の神姫で雅という名前です。お昼ぐらいになると明石さんと料理を作っています。 黒い髪が綺麗なこひる型の神姫なのですが、ちょっと怒りっぽいです。 「痛ぇ~。……てめえ雅!何しやがる!」 「何じゃないわよ! ちょっとは働きなさいよこのあんぽんたん! そんなんだから料理の腕も何もかもダメダメなんじゃないの!」 「うっ……うるせーよ!」 輝さんが暇なときに何もしてないのは分かるけど、料理はおいしいと思うのです。どうしてそこも怒られるんだろうなと思いました。 でも大変です。昨日から手伝いをして分かったのですが、この状況はよろしくないです。なぜかと言うと……。 「アキラさん! 大丈夫ですか!」 掃除をしていたメリーさんが、いきなりロケットみたいに飛び出していきました。 「まあ、大変……。まったく、物で叩くなんてどこの野蛮な神姫さんでしょう。顔が見てみたいですね」 「ちょっと何よ。あたしのこと?」 「あらぁ? 誰もあなただとは言ってませんよ? それとも何か心当たりがあるのかしら? 教えて下さらない? 粗野で短気な雅さん」 「……あんた、喧嘩売ってんの?」 「とんでもない。あなたと喧嘩をする暇があるなら、雅さんが大事にとっておいた抹茶ヂェリーをこっそり飲んだほうがまだ有効に時間を使っているというものです。ああ美味しかった」 「へえ~。……何してくれとんじゃあんたはぁ!」 とうとう雅がすりこぎを振り回して暴れ始めました。メリーはそれをひょいひょい避けています。 「おい雅! 調理道具で遊ぶんじゃねえどぅほおっ!」 「きゃあ! どうしましょう、このままだとあの赤だるまにアキラさんが殺されてしまいます!」 「だったら避けるなこの貧乳神姫!」 「ひっ……!? い、言ってはならない事をっ!」 メリーがついにフライ返しを持ち出して応戦しはじめました。……この二人は顔を合わせるたびに喧嘩ばかりしています。口げんかならまだ良いんですけど、輝さんが絡むと毎回大事になるので大変です。 「おおおっ……これが修羅場っていうものですね! 二人の女が一人の男の愛をかけて戦う……この前見たドラマと一緒ですよマスター!」 「どうしてクレアはそう感化されやすいんだい! ……明石さん! 止めて下さいよ!」 こうは言ってみるものの、明石さんはいつもニコニコして見ているだけなのです。 「大丈夫だよ。それより輝、ちょっと及川さんのところまでお使いに行ってくれないか?」 明石さんの言葉に、今までカウンターに死んだようにつっぷしていた輝さんが顔を上げました。 「……めぐみさんのとこですか?」 「ああ、丁度頼んでいた魚があると思うんだ。輝だけじゃなんだし、健五君も一緒に受け取りに行ってくれるかな?」 「行くぞ健五」 「あっ、待ってよ輝さん」 輝さんは妙に急いで出て行きます。 僕がそのあとを追いかけていく間も、二人の喧嘩は止みませんでした。 ※※※ 輝さんは相変わらず急ぎ足で商店街のアーケードを歩いて行きます。 「輝さん速いよ……。これからどこ行くの?」 「魚屋だよ。うちでちょっとひいきにさせてもらっててな。あそこの魚はうめえぞ」 「へえ」 三百メートルほど歩いたでしょうか、その魚屋さんらしいお店が見えてきました。 「魚のおいかわ」というお店で、沢山魚が並んでいます。お店の前には女の人が一人いました。 「こんちわっす、めぐみさん」 「あら、輝じゃん。どしたのさ、こんな早く」 どうやら女の人はめぐみさんというらしいです。笑うと白い歯が光って、すごい美人だなと思いました。 「おやっさんからお使い頼まれたんで……」 「ああ、あれか。ちょっと待ってなよ。いや、最近は漁獲量も減っててさ……」 「ホントっすか? どうなるんすかね……」 めぐみさんは話しながら何か用意しているみたいです。なんだかしゃべり方もさばさばしていて、ちょっとかっこいいです。 僕は待っている間、魚がいろいろあって面白いなと思ってあれこれ見ていたのですが、その時、何かがレジの上で寝ているのに気がつきました。 「ん?」 キーの上ですやすや寝息をたてているそれは、良く見るとマオチャオ型の神姫でした。しっぽが同じ間隔でゆらゆら揺れていて、見ていると面白いです。 「ん、ふにゃ」 あ、起きたみたい。 「みや? きみはだあれ?」 「あ、僕は……」 僕が名乗ろうとしたときです。 「あのねあのね、みやこ昨日お姉ちゃんとテレビを見たの」 「え?」 「それでね、むかしの番組をやっててね、まんまるで青いロボットさんがでてきたのみや」 「えっと」 「それでねそれでね、そのロボットさんは、未来の世界の猫型ロボットって言ってたのみや! みやことおんなじ猫なのみや! でもでも、ロボットさんは二十二世紀生まれって言ってたから、みやこよりも年上なのみや! でもでもでも、お姉ちゃんとお話ししたら、あれは昔のロボットさんだって言ってて、だからみやこの方がお姉さんで、あれ? みやこがロボットさんよりもお姉さんで、だけどロボットさんは二十二世紀のロボットさんで、それでみやこは三年前に起動して、それで……ぷしゅー」 「うわあっ!?」 みやこというらしいマオチャオはひとしきりしゃべった後、頭から煙を吹き出してしまいました。 どうしたら良いのかと思っていると、 「みやこーっ!」と、めぐみさんがすっ飛んで来ました。 「みやこぉ~! 大丈夫か~?」 「お、お姉ちゃん。大丈夫みや。みやこちょっと考えすぎちゃったのみや」 「ああ、みやこ! あんたはどうしてそんなに健気なのぉ~!」 めぐみさんはみやこにずっとほおずりしています。さっきまでのさっぱりした感じはどこへ行ったのかと思うくらいにデレデレです。 「あ、あの……」 「っは! ……あはは、ごめんねー」ちろっと舌を出して笑うめぐみさん。 「あたしったらこの子のことになると周りが見えなくなっちゃってさ。……ところで君は? 輝の知り合いかな?」 「あ、はい、水野健五っていいます。……そのマオチャオ、及川さんの神姫だったんですね」 「めぐみでいいよ。あと、この子はみやこって言うの。みやこ、挨拶なさい」 「みや! みやこなのみや! けんちゃん、よろしくみや!」 あはは。いつの間にかニックネームが付けられていました。 めぐみさんは、魚が沢山詰まった発泡スチロールの箱と、手のひらぐらいの大きさの紙の袋をくれました。 「ほんじゃこのへんで帰るか。じゃあまたよろしく、めぐみさん」 「おう、また来なよ」 「またねー」 帰り際にめぐみさんとみやこが手を振ってくれました。 「いい人達でしたね」 「ああ。……やっぱ綺麗だよなぁ」 「え?」 輝さんが何か言ったみたいでしたが、最後の方は小さくて聞こえませんでした。なんか顔もちょっとだけ赤いです。 「な、なんでもねーよ」 どうしたというのでしょう。僕にはよく分かりませんでした。 ※※※ 「戻ったぞ-」 お店に戻ってみると、さっきとは打って変わって静かでした。メリーはクレアと黙々とテーブルを磨いています。雅はぶすっとした顔でお味噌汁をかき混ぜていました。その隣で明石さんは大きな赤い肉を切っていました。 「やあ、お帰り。輝、カレーの仕込みをするから手伝ってくれないか」 「あ、はい。っと、ちょっと待っててください」輝さんは荷物を置くと、めぐみさんがくれた紙袋を開きました。 「おい、雅」 「……何よ」 「これ。めぐみさんがくれたぞ」 そう言って取り出したのは、薄緑色に光る小さなボトルでした。 「あ。それ……」 「抹茶ヂェリー。好きだろお前」 輝さんはそれを雅に手渡すと、軽く頭を下げました。 「悪かったな。ちょっとサボりすぎたかもしれねー」 「……ふ、ふん。分かれば良いのよ。分かったらさっさと京介さんの事手伝いなさい」 「おう。あと、メリー」 「あ、あたしもほら、ちょっとだけ言い過ぎたかなって……ってちょっとアキラ! 聞きなさいよ!」 輝さんはもうメリーに話しかけています。 「どうしました? アキラさん」 「さっきは心配してくれたんだろ? それは嬉しいんだが、喧嘩はいけねえ。分かったか?」 「……まあ、アキラさんがそこまでおっしゃるなら」 「ありがとよ。あとこれ、めぐみさんがお前にって作ってくれたぞ」 「え? ……わあっ! かわいい!」 輝さんが手渡したのは小さなクマのぬいぐるみでした。 「みやこの分も作ったからお前の分もってさ。大事にしろよ」 「はい!」 メリーは満面の笑みで答えたのでした。 「さあ、あと三十分で開店だ。準備しようじゃないか」 明石さんの一言に、みんなが頷きます。 「はい!」 さあ、これからが大変です。お昼を食べに来るお客さんが、いっぱい来るのですから。 「……はい、じゃあ健五君はこのへんで。今日もありがとうね。はいこれ」 「……はは」 六時くらいになってから、僕たちはようやく解放されます。今日は明石さんが大根を持たせてくれました。 「また明日も来いよ。楽しい楽しい雑用とかやらせてやるから」 「やりませんよ。さっき怒られたのにまだ懲りてないんですか」 輝さんとそんなやりとりを交わしながら帰りの支度をします。 「じゃあ帰ろうか、クレア」 「はい。皆さん、今日もお世話になりました」クレアは丁寧にお辞儀をします。 「こちらこそ。またいらしてくださいね」 「良かったらまた来なさい」 「仕事がしたかったらいつでも来いよ」 「はは……」 いろいろ思うところがありましたが、とりあえずお店を出ました。 外はもう夕日で真っ赤に染まっています。 「早く帰って宿題やらないとな。お手伝いばっかりでぜんぜん進まないや。輝さんったらひどいんだから」 「……でも、マスターってばお手伝いの時凄く楽しそうでしたよ」 「え?」 クレアはニコニコ笑っています。 「こんなに活き活きしたマスター、あたし久しぶりに見ました」 「……そうかな」 「はい」 ……知らず知らずのうちに、あのお店の空気に毒されてしまっていたのかも知れません。 でも。 「さっ、早く帰ろう」 それでいて、また行っても良いかなと思う僕がいるのでした。 第四話 味噌汁とナミダへ続く 武装食堂へ戻る